【マツ枯れ予防】グリンガードシリーズ
もくじ- マツ枯れ予防に 樹幹注入剤グリンガードシリーズ
- グリンガードシリーズ ラインナップ
- グリンガードシリーズの施工方法
- グリンガード施工手順
- グリンガード施工手順パンフレット
- 樹幹注入剤の利点・欠点 「Topic6:マツ枯れを予防する」より
- 樹幹注入剤を利用する際の留意点 「Topic6:マツ枯れを予防する」より
マツ枯れ予防に 樹幹注入剤グリンガードシリーズ
グリンガードシリーズは、マツに樹幹注入することで、マツ枯れの原因である“マツノザイセンチュウ”が樹体内で増殖するのを防ぎ、大切なマツを守ります。
グリンガードシリーズは、樹幹注入剤のため、ドリフト(散布された農薬が目的外の作物に付着してしまう現象 )の心配がありません。また、家畜の虫下し剤として使用されている成分を有効成分としており、高い安全性を有しているため、安心・安全な施工が行えます。
グリンガードシリーズ ラインナップ
●グリンガード・NEO(ネオ) 90ml/本 製品ページへ≫
- 主に海岸林など、自然木または自然木に近い状態のマツに使用します
- 1アンプル90mlのため、施工時の持ち運びがしやすい(グリンガード・エイトと比較して)
●グリンガード・エイト 220ml/本 製品ページへ≫
- 定期的に剪定されている庭園のマツ、樹勢の衰えたマツなどに使用します
- マツに対するあたりがマイルドで、薬害が出にくい(グリンガード・NEOと比較して)
- 吸入されにくいため、加圧注入をおすすめします
- 強剪定されたマツや極端に樹勢が衰えたマツには、規定量の6がけ(6割)の薬量での施工をおすすめします
グリンガードシリーズの施工方法
樹幹注入剤グリンガードシリーズの施工方法には、自然圧施工と加圧注入という2つの方法があります。
加圧注入では、専用のボトルを使用し、ボトル内にガスを充満させることで加圧し、薬液が樹体内に入るのを促します。 専用ボトルの小サイズ(白色)はグリンガード・NEO3本分(270ml)、大サイズ(茶色)はグリンガード・エイト3本分(660ml)の薬液が入ります。 ※備品の規格や色については、2022年2月現在のものです。
加圧注入の利点と欠点については、以下のことが挙げられます。
利点 |
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欠点 |
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グリンガード施工手順
施工手順については、「Topic8:グリンガード施工手順ページ」を御覧ください。
グリンガード施工手順パンフレット
施工手順のパンフレットです。PDFを印刷してお使いください。
自然圧施工ガイドPDF
加圧施工ガイドPDF
▼以下については、「Topic6:マツ枯れを予防する」ページ内と同じ内容です。
樹幹注入剤の利点・欠点 「Topic6:マツ枯れを予防する」より
マツ枯れの予防方法のうち、マツノザイセンチュウ対策としては、樹幹注入剤の利用があげられます。
樹幹注入剤には、ドリフト(散布された農薬が目的外の作物に付着してしまう現象 )の心配がないなど、 薬剤散布にはない利点がありますが、使用方法を間違えると薬害が出るなどの弊害が起こるため、注意が必要です(下表参照)。 大切な樹木を守るために、樹幹注入剤を使用する際は使用方法をよく確認した上で施工を行いましょう。
利点 |
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欠点 |
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樹幹注入剤を利用する際の留意点 「Topic6:マツ枯れを予防する」より
項目 | ポイント |
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施工対象木 |
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施工時期 |
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施工の 時間帯 |
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打ち方 |
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薬剤濃度 |
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薬剤の 持続期間 |
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国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所では、マツ材線虫病のメカニズムと対処法について詳しくまとめられた冊子が公開されています。ぜひご一読ください。 ▼掲載ページ 森林総合研究所「マツ材線虫病にどう対処するか ―防除対策の考え方と実践―」
- ゾエティス・ジャパン株式会社HP
- 林野庁HP