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フレノック粒剤10・グリーンフィールド粒剤散布試験

 道路の中央分離帯の植込管理は、車の往来を避けながら行わなければならず、危険かつ大変です。 また、今後人手不足により、草刈作業等の緑地の維持管理作業が従来通りに行えなくなることが予想されます。
 粒剤型の除草剤や植物成長調整剤を散布することで、植栽植物や雑草の生育が抑えられ、剪定・除草作業の軽減が図れます。

除草剤散布試験概要

 サカエグリーンでは、フレノック粒剤10(除草剤)と グリーンフィールド粒剤(植物成長調整剤)の散布試験を行いました。

試験場所:射水市内 中央分離帯アベリア植込
使用薬剤:フレノック粒剤10(50g/平米)、 グリーンフィールド粒剤(50g/平米)
散布時期:2020年3月(1回目)、2021年4月(2回目)

抑草効果 2021年4月〜2022年3月

 抑草効果が得られた。

遠 景
無処理区 散布区
4月
5月
6月
7月
8月
9月
3月
近 景
無処理区 散布区
4月
5月
6月
7月
8月
9月

抑草効果の検証 2022年3月

 年1回散布(1回目:2020年3月、2回目:2021年4月)、2年間経過した状態です(2022年3月8日撮影)。
 散布区(写真奥側)では、秋にチガヤ類の発生がほとんどなかったため、枯れ草がなく、緑色を呈しています。

グリーンフィールド粒剤は新技術情報提供システム(NETIS)※に登録されています。

技術名称:植栽地の省管理技術[グリーンフィールド]
副題:植物の伸長抑制による雑草管理の省力化工法

※建新技術情報提供システム(NETIS:New Technology Information System)とは

国土交通省が新技術の活用のため、新技術に関わる情報の共有及び提供を目的として整備したデータベースシステムです。